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平成10年  9月 定例会-09月03日-01号
平成10年  9月 定例会−09月03日-目次

  • "地方消費税資本的収支調整額"(/)
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  1. 草加市議会 1998-09-03
    平成10年  9月 定例会-09月03日-01号


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    平成10年  9月 定例会-09月03日-01号平成10年 9月 定例会                             草加市告示第213号 平成10年草加市議会9月定例会を次のとおり招集する。   平成10年8月27日                              草加市長 小澤 博  1 期日  平成10年9月3日  2 場所  草加市議会議場応招議員 32名    1番  大野ミヨ子議員     19番  瀬戸健一郎議員    2番  杉江登志雄議員     20番  佐藤 勇議員    3番  石村次郎議員      21番  中山 康議員    4番  加藤修三議員      22番  大竹伸治議員    5番  吉田 滋議員      23番  小林敬悟議員    6番  大久保和敏議員     25番  桜井 敏議員    7番  有賀正義議員      26番  網代富雄議員    8番  斉藤幸子議員      27番  吉沢哲夫議員    9番  木下博信議員      28番  新井貞夫議員   10番  浅井康雄議員      29番  袖山みゑ議員   13番  佐藤敬三議員      30番  伊藤邦彦議員
      14番  田中與志子議員     31番  島崎幹也議員   15番  種子島久代議員     32番  長堀哲雄議員   16番  喜多民人議員      34番  浅井満夫議員   17番  黒川りつ子議員     35番  岡田惠議員   18番  宇野 博議員      36番  高梨久雄議員 ◇不応招議員 1名   11番  内藤光隆議員              平成10年草加市議会9月定例会                 議事日程(第1日)                          平成10年9月3日(木曜日)                          午前10時 開会  1 開会  2 開議  3 市長あいさつ  4 会議録署名議員の指名  5 会期の決定  6 黙祷  7 追悼のことば  8 議員提出議案報告及び上程  9 議員提出議案説明 10 採決 11 諸報告  (1) 前定例会で採択された請願の処理結果報告  (2) 本定例会提出の請願の報告  (3) 地方自治法第121条の規定による説明員報告   (4) 例月出納検査結果の報告 12 市長提出議案報告及び上程 13 市長提出議案説明 14 監査報告 15 監査報告に対する質疑 16 次会日程報告 17 散会 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ 午前10時12分開会 ◇出席議員 32名    1番  大野ミヨ子議員     19番  瀬戸健一郎議員    2番  杉江登志雄議員     20番  佐藤 勇議員    3番  石村次郎議員      21番  中山 康議員    4番  加藤修三議員      22番  大竹伸治議員    5番  吉田 滋議員      23番  小林敬悟議員    6番  大久保和敏議員     25番  桜井 敏議員    7番  有賀正義議員      26番  網代富雄議員    8番  斉藤幸子議員      27番  吉沢哲夫議員    9番  木下博信議員      28番  新井貞夫議員   10番  浅井康雄議員      29番  袖山みゑ議員   13番  佐藤敬三議員      30番  伊藤邦彦議員   14番  田中與志子議員     31番  島崎幹也議員   15番  種子島久代議員     32番  長堀哲雄議員   16番  喜多民人議員      34番  浅井満夫議員   17番  黒川りつ子議員     35番  岡田惠議員   18番  宇野 博議員      36番  高梨久雄議員欠席議員 1名   11番  内藤光隆議員地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者   小澤 博  市長       福冨 明  市民生活部長   篠崎孝夫  助役       津留龍雄  都市開発部長   藤城武志  収入役      冨岡 登  建設部長   宮嶋昭雄  教育長      佐々木利彦 水道部長   秋元達雄  企画財政部長   武田友男  消防長   田中 脩  総務部長     青木政次  市立病院事務局長   渋谷俊之  健康福祉部長   梅田隆志  代表監査委員 ◇本会議に出席した事務局職員   岩田三男  事務局長     下国季樹  議事係主査   谷ケ崎幸雄 事務局次長    金子忠弘  書記   三浦春雄  主幹兼庶務係長  大出 誠  書記   井上道夫  主幹兼議事係長  纐纈健一郎 書記   押田安治  調査係長 午前10時12分開会 △開会の宣告 ○中山康 議長  ただいまから平成10年草加市議会9月定例会を開会いたします。    ------------------------------開議の宣告 ○中山康 議長  直ちに本日の会議を開きます。    ------------------------------市長あいさつ中山康 議長  市長からあいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。  小澤市長。   〔小澤市長登壇〕 ◎小澤 市長  皆さんおはようございます。  平成10年草加市議会9月定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、9月定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には公私とも大変お忙しい中、ご参集を賜りまして誠にありがとうございます。  ところで、去る8月24日急逝されました故牛嶋實議員に対しまして、この場をお借りして哀悼の意を表させていただきたいと存じます。  故牛嶋議員におかれましては、昭和61年、地元の衆望を担って市議会議員に当選され、爾来3期11年9カ月余の永きにわたり、郷土の発展と市民福祉の向上のため意欲的にご活躍をいただきました。この間、常任委員会並び特別委員会委員長の要職を歴任されました。とりわけ平成6年からの1年間は副議長という重責の任に当たられるなど、市政の発展のため多大なる貢献をされましたことは、市民の等しく認めるところでございます。持ち前の温厚で実直な性格から、ますますのご活躍が期待されておりましただけに、この度の突然のご逝去は、市政はもちろんのこと地域のまちづくりにとりましても大変大きな損失であり、かけがえのない人を失ったという感が強く、誠に痛恨の極みでございます。  ここに謹んで心から哀悼の意を表する次第でございます。  さて、今定例会には議案8件、報告3件を提出してございますが、議員の皆様のご理解とご協力により、速やかなるご審議を賜りますようお願いを申し上げまして、定例会開会あいさつとさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。    ---------------------------会議録署名議員の指名 ○中山康 議長  次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員会議規則第81条の規定により議長において   1番  大野ミヨ子議員  18番  宇野 博議員  19番  瀬戸健一郎議員  22番  大竹伸治議員 を指名いたします。    --------------------------- △会期の決定 ○中山康 議長  次に、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。
     本定例会の会期は本日から9月18日までの16日間といたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中山康 議長  ご異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定いたしました。    --------------------------- △黙祷 ○中山康 議長  この際、謹んでご報告申し上げます。  牛嶋實議員が、去る8月24日、午前零時58分、急性硬膜下血腫のため逝去されました。哀悼痛惜きわみにたえません。  故牛嶋實議員は、草加市議会議員に当選されること3期に及び、その間、市政進展のため尽くされました功績は周知のとおりであります。今後のご活躍に待つべきもの大なるものがあるとき、再びこの議場に相まみえることのできないのを悲しむものでありまして、ここに故牛嶋實議員のご冥福を祈り、謹んで黙祷をささげたいと思います。  ご一同のご起立をお願いいたします。   〔一同起立〕 ○中山康 議長  黙祷。   〔黙祷〕 ○中山康 議長  黙祷を終わります。  ご着席願います。   〔一同着席〕    --------------------------- △追悼のことば中山康 議長  次に、28番、新井議員より、故牛嶋實議員の逝去を悼み、議員を代表して追悼のことばを述べたい旨の申し出がありましたので、これを許します。  28番、新井議員。   〔28番 新井議員登壇〕 ◆28番(新井貞夫議員) 議長のお許しを得ましたので、私は皆さんのご同意を得、議員一同を代表し、去る8月24日の未明、逝去されました故牛嶋實議員の急逝を悼み、ここに謹んで追悼のことばを捧げます。  その日、残暑なお厳しき朝、私はあなたの突然の訃報に接し、余りにも突然のことで、とても信じることができず、茫然といたしました。まさに痛恨のきわみであり、惜しい人を失ったという気持ちであり、痛惜哀悼の念にたえません。  昨年の市政倫理調査特別委員会では、委員長としてその手腕を発揮され、問題解決に労をいとわず、問題の解決に尽くされ、これからの議会運営に大きな布石を築かれました。これもひとえに、いつもにこやかな温顔で、人を憎まず、誰にも優しく接するあなたの人徳と、経験豊かな優れた指導力が成させたものであったと思っております。  そのあなたが、余りにも突然な不慮の事故により、ご家族の介護の手に委ねられる間もなく急逝され、惜しいかな、69年という生涯を閉じられました。人生のはかなさ、無情さを改めて知らされた思いであります。  ご家族の皆様には、本当に魔の一瞬の出来事であり、悔しい思い、無念の思いでいっぱいだと存じますが、草加市にとりましても、大切なかけがえのない人を失ったということで、やり場のない口惜しさをどこに求めたらよいのか、思案に暮れております。  顧みますれば、故牛嶋實議員は、昭和4年5月31日に、新里町で、故牛嶋酉蔵氏の次男としてお生まれになり、早くから農業を継ぐべく努力をされながら、豊かな経験を生かされ、地域はもとより、草加市発展のために一身を顧みず積極的に力を注がれてこられました。この功績は計り知れないものがあり、その誠実温厚な人柄と相まって、地域の方々はもとより、多くの市民から信望を集められておりました。  そして、昭和61年11月に行われた草加市議会議員選挙において、見事に初当選の栄に輝かれました。爾来、連続3期12年を務められ、この間副議長議会選出監査委員総務委員長市政倫理調査特別委員長等の要職を歴任され、高潔な政治理念、豊かな見識、誠実な人格、それにユーモアを交えた会話等、その持てる才能をいかんなく発揮され、効率的な議会運営に多大な貢献をされた活躍ぶりは、とても言葉だけで言い尽くすことはできません。  あなたが市議会議員になられてから今日まで、長い歳月をかけて取り組まれてきた地方自治は、今、地方分権という新しい方向を模索しながら、市民福祉の向上を図るという使命を担っております。このような大きな時代の変換期に、かけがえのない人を失うことは返す返すも残念でなりません。しかし、あなたの残された功績は未来に向かい消えることなく、光り輝き、あなたの後に続く人々の胸に生き続けることでありましょう。  いかに、天命、寿命だと申しても、悟り切ることはできません。今日、この本会議場の33番の議席にあなたのお姿を見ることはできませんが、ありし日の面影が偲ばれてなりません。今でも、あなたが優しい温顔を見せながら入ってくるような気がします。でも、現実は非情であり、あなたは黄泉の国へと旅立ち、帰らぬ人となられました。  牛嶋さん、私たち33名の全議員は、ここに深く頭を垂れ、あなたのご遺徳を偲びつつ、21世紀を豊かで明るく、安心できる社会にするために、あなたの情熱とご遺志を引き継ぎ、住みよいまちづくりに向けて全力を尽くすことを固くお約束したいと思います。  誠につらく悲しいことでありますが、ここに哀悼ことばを連ね、議場の議員皆様とともに、心からなるご冥福をお祈り申し上げ、追悼のことばといたします。    ---------------------------議員提出議案報告及び上程 ○中山康 議長  次に、25番、桜井議員から、故牛嶋實議員の逝去に対し弔意を表するため、議案提出がありましたので、ご報告いたします。  議会事務局次長をして朗読させます。  議会事務局次長、朗読願います。   〔議会事務局次長朗読平成10年9月3日  草加市議会議長 中山 康 様                         提出者  桜井 敏                         賛成者  浅井満夫                          〃   長堀哲雄                          〃   新井貞夫                          〃   伊藤邦彦  哀悼に関する決議  上記の議案を別紙のとおり、草加市議会会議規則第14条の規定により提出します。  議第18号議案 哀悼に関する決議 ○中山康 議長  なお、議案はお手元に配布しておきましたので、ご了承願います。  議第18号議案を議題といたします。    ---------------------------議員提出議案説明中山康 議長  提案理由説明を求めます。  25番、桜井議員。   〔25番 桜井議員登壇〕 ◎25番(桜井敏議員) それでは、故牛嶋實議員のご逝去に際しまして、草加市議会を代表いたしまして、哀悼に関する決議を上程させていただきます。  議第18号議案 哀悼に関する決議  草加市議会 牛嶋實議員は不慮の事故により逝去せられました。まことに痛惜にたえません。  ここに、草加市議会の議決をもって、恭しく哀悼の意を表します。  平成10年9月3日                                 草加市議会  以上でございます。 ○中山康 議長  以上で提案理由説明を終了いたします。    --------------------------- △採決 ○中山康 議長  本議案は、所定の手続きを省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○中山康 議長  ご異議なしと認めます。  よって、直ちに採決を行います。    ◇議第18号議案の可決 ○中山康 議長  議第18号議案 哀悼に関する決議は、原案に賛成の諸君のご起立を求めます。   〔起立全員〕 ○中山康 議長  起立全員であります。  よって、議第18号議案は原案のとおり可決されました。    --------------------------- △休憩の宣告 ○中山康 議長  暫時休憩いたします。 午前10時30分休憩 午前10時47分開議 △開議の宣告 ○中山康 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。    --------------------------- △諸報告中山康 議長  諸報告を行います。    ◇前定例会で採択された請願の処理結果報告中山康 議長  去る6月定例会において採択されました請願を市長に送付しておきましたところ、その処理経過並びに結果の報告がありました。  お手元に配布しておきましたので、ご了承願います。    ◇本定例会提出の請願の報告中山康 議長  次に、本定例会提出されました請願につきましては、請願一覧表としてお手元に配布しておきましたので、ご了承願います。    ◇地方自治法第 121条の規定による説明員報告中山康 議長  次に、本定例会説明員として出席通知のありました人の職氏名一覧表としてお手元に配布しておきましたので、ご了承願います。    ◇例月出納検査結果の報告中山康 議長  次に、監査委員から例月出納検査の結果について報告がありました。  その写しを配布しておきましたので、ご了承願います。    ---------------------------市長提出議案報告及び上程 ○中山康 議長  次に、市長から議案提出がありましたので、ご報告いたします。  議会事務局次長をして朗読させます。
     議会事務局次長、朗読願います。   〔議会事務局次長朗読〕 草発第5621号 平成10年8月27日  草加市議会議長 中山 康 様                         草加市長 小澤 博    平成10年草加市議会9月定例会提出する議案について  平成10年9月3日招集の草加市議会9月定例会に次の議案提出します。 第55号議案 平成9年度草加水道事業決算の認定について 第56号議案 平成9年度草加市立病院事業決算の認定について 第57号議案 平成10年度草加一般会計補正予算(第3号) 第58号議案 平成10年度草加公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 第59号議案 平成10年度草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 第60号議案 平成10年度草加駐車場事業特別会計補正予算(第2号) 第61号議案 平成10年度草加老人保健事業特別会計補正予算(第1号) 第62号議案 友好都市の提携について 草発第5622号 平成10年8月27日  草加市議会議長 中山 康 様                         草加市長 小澤 博    平成10年草加市議会9月定例会提出する報告について  平成10年9月3日招集の草加市議会9月定例会に次の報告提出します。 第12号報告 専決処分報告について 第13号報告 平成10年度アコス株式会社事業計画及び予算の提出について 第14号報告 アコス株式会社第8期営業報告書及び決算書提出について ○中山康 議長  なお、議案はお手元に配布しておきましたので、ご了承願います。  第55号議案から第62号議案一括議題といたします。    ---------------------------市長提出議案説明中山康 議長  市長から提案理由説明を求めます。  小澤市長。   〔小澤市長登壇〕 ◎小澤 市長  ただいま提出いたしました議案8件について、その概要並びに提案理由のご説明を申し上げます。  第55号議案及び第56号議案につきましては、平成9年度草加市の水道・病院の各公営企業会計歳入歳出決算について、いずれも地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見を付けて、議会の認定をお願いするものでございます。  まず、第55号議案 平成9年度草加水道事業決算の認定について申し上げます。  水道事業につきましては、安全で快適な市民生活に密着した給水サービスを長期的、安定的に確保するため、施設の改良、整備を図るとともに、効率的な事業運営の推進並びに経済性の発揮と公共の福祉に努めてまいりました。  業務の状況につきましては、給水人口22万2,927人、給水戸数9万6,108戸、総配水量は2,873万2,205立方メートルで、事業収益49億9,217万2,649円に対し、事業費用48億1,851万1,490円となり、消費税抜き当年度純利益9,818万2,173円を計上いたしました。  また、資本的収入10億2,182万9,539円に対し、資本的支出は、23億7,754万7,671円で、収入額支出額に不足する額13億5,571万8,132円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金建設改良積立金及び過年度分損益勘定留保資金で補てんいたしました。  次に、第56号議案 平成9年度草加市立病院事業決算の認定について申し上げます。  病院事業につきましては、一般医療から高度、特殊、救急医療に至るまで地域の中核病院としての貢献と市民の期待に応える医療サービスを提供するため、効率的な経営基盤の確立と新病院の建設に向け、医療の充実と経営の健全化に努めてまいりました。  業務の状況につきましては、入院延べ患者数6万8,217人、外来延べ患者数20万 170人で、事業収益41億1,792万7,313円に対し、事業費用39億99万9,218円となり、消費税抜き当年度純利益2億1,476万 605円を計上いたしました。  この結果、平成8年度同様、平成9年度も黒字を計上することができました。  また、資本的収入3億5,833万8,360円に対し、資本的支出は、4億3,111万4,842円で、収入額支出額に不足する額7,277万6,482円は、過年度分損益勘定留保資金減債積立金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんいたしました。  次に、第57号議案 平成10年度草加一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。  この補正は、歳入歳出予算及び地方債補正を行うものであります。  歳入歳出予算補正は、歳入歳出それぞれ9億5,536万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 533億7,823万7,000円とするものでございます。  歳入については、主に地方交付税繰越金及び市債の追加並びに市税の減額を行うものであり、歳出については、主に小中学校の防火シャッター及び感知器修繕料の計上、駐車場事業特別会計繰出金道路整備事業費及び公共下水道事業特別会計繰出金の追加並びに老人保健事業特別会計繰出金の減額を行うものであります。  地方債補正は、松原団地駅西口地区住宅市街地総合整備事業債及び住民税等減税補てん債限度額の変更を行うものであります。  次に、第58号議案 平成10年度草加公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  この補正は、歳入歳出予算及び地方債補正並びに継続費の設定を行うものであります。  歳入歳出予算補正は、歳入歳出それぞれ4億7,368万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 128億9,923万6,000円とするものでございます。  歳入については、主に国庫支出金、繰入金及び市債の追加並びに県支出金の計上を行うものであり、歳出については、総務費及び事業費の追加を行うものであります。  地方債補正は、起債対象事業費の増額に伴い、限度額の変更を行うものであります。  また、継続費については、公共雨水管渠築造工事苗塚雨水幹線)及び長栄排水機場予備ポンプ設置工事の設定を行うものであります。  次に、第59号議案 平成10年度草加都市計画新田西部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  この補正は、歳入歳出予算及び地方債補正を行うものであります。  歳入歳出予算補正は、歳入歳出それぞれ3億4,874万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を26億2,617万1,000円とするものでございます。  歳入については、国庫支出金繰越金及び市債の追加並びに県支出金の減額を行うものであり、歳出については、事業費の追加を行うものであります。  地方債補正は、起債対象事業費の増額に伴い、限度額の変更を行うものであります。  次に、第60号議案 平成10年度草加駐車場事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。  この補正は、歳入歳出予算補正を行うもので、歳入歳出それぞれ2億5,088万円を追加し、歳入歳出予算の総額を9億 683万6,000円とするものでございます。  歳入については、繰入金及び繰越金の追加を行うものであり、歳出については、公債費の追加を行うものであります。  次に、第61号議案 平成10年度草加老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  この補正は、歳入歳出予算補正を行うもので、歳入歳出それぞれ1,314万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を85億6,788万4,000円とするものでございます。  歳入については、繰越金及び諸収入の追加並びに繰入金の減額を行うものであり、歳出については、諸支出金の追加を行うものであります。  次に、第62号議案 友好都市の提携について申し上げます。  この議案は、中華人民共和国河南省安陽市と友好都市の提携をすることにより、文化、スポーツ、教育、産業等の国際交流を通じ、両市民の友好親善、市民文化の向上及び市民の連帯感の増進を図るものでございます。  なお、安陽市の概況につきましては、河南省北部の山西省、河北省及び山東省とが境を接するところに位置し、人口約 500万6,000人、面積約7,413k㎡を有する市でございます。また、特色といたしましては、北京、西安、開封、洛陽、杭州、南京と並んで中国7大古都の一つと称せられ、殷商文化が栄えた中国古代文明発祥の地であります。  以上議案8件につきまして、その概要並びに提案理由のご説明を申し上げましたが、議員の皆様の格別なるご理解をいただき、原案どおり議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由説明とさせていただきます。  なお、別に提出いたしました第12号報告につきましては、公務中の公用車による事故につきその損害賠償の額を定めることに係るもので、平成10年8月20日付けで専決処分を行いましたので、議会に報告するものでございます。  次に、第13号報告及び第14号報告につきましては、アコス株式会社の事業計画等について、地方自治法第 243条の3第2項の規定により提出するものでございます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○中山康 議長  以上で提案理由説明を終了いたします。    ---------------------------監査報告中山康 議長  次に、第55号議案及び第56号議案について、代表監査委員から意見の発表を願います。  梅田代表監査委員。   〔梅田代表監査委員登壇〕 ◎梅田 代表監査委員  地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された平成9年度水道事業及び病院事業の決算について審査した結果の意見を申し上げます。  審査に付された2事業の決算書類等は、いずれも地方公営企業法並びにその他関係法令の定めるところに準拠しており、関係諸帳簿と証憑書類との照合等のほか、必要と認めるその他の監査手続きを実施した結果、経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められました。  それでは、2事業の審査概要について申し上げます。  なお、計数は、消費税を除いてございます。  初めに水道事業について申し上げます。  本年度の業務実績は、前年度に比較しますと、給水人口22万2,927人、給水戸数9万6,108戸で、それぞれ1,432人、1,560戸増加しております。  総配水量は2,873万2千立方メートルで、17万9千立方メートルの増加となり、有収水量は2,614万9千立方メートルで、22万5千立方メートル増加しております。  なお、有収率は91.0%と 0.2ポイントと向上しております。  次に経営成績について見ますと、事業収益47億7,882万円に対し、事業費用は46億8,064万円で、9,818万円の純利益の計上となり、前年度の純利益1億4,122万円に比べ4,304万円の減益となっております。  また、営業収支及び営業外収支について見ますと、営業収益は、主に受託工事収益及び加入分担金が減少となりましたが、給水収益、工事収益及び開発負担金が増加したことにより、対前年度比3,195万円の増収となっております。  営業費用は、主に修繕費が減少となりましたが、受水費、工事請負費、委託料、減価償却費及び固定資産除却費等の費用がかさんだことにより、7,794万円増加しております。  営業外収益は、受取利息が2,395万円で僅かに増加し、営業外費用は、支払利息が3億4,465万円となり、507万円の減少となりました。  この結果、営業利益は4億3,173万円となり、4,599万円の減益となっております。  また、営業外収支は僅かながら増収となったものの、営業収支が大きく落ち込んだため、経常利益は1億 341万円となり、4,365万円、率にしますと29.7%の減益になっております。  次に、有収水量1立方メートル当たりの収益性という点から見ますと、供給単価 164円15銭に対し、給水原価は176円29銭となっており、12円14銭の赤字供給となっております。  赤字幅は、前年度より1円88銭拡大し、依然として逆ざや現象が解消できない状況でございます。  続きまして、施設の利用状況について見ますと、その良否を総合的に示す施設利用率は、1日最大配水量が増加したことにより、前年度と比較して 0.5ポイント良化し、74.8%となっております。  更に、施設利用率を負荷率と最大稼動率によって、その動きを見ますと、配水能力の過不足を示す最大稼働率は 1.8ポイント上昇しておりますが、施設が効率的に稼動しているかどうかを示す負荷率は 1.2ポイント下降しております。  なお、年鑑指標との比較では、良好な数値を示しているものと言えます。  次は、財政状態についてでございます。  財務の短期流動性を示す流動比率及び財務の長期健全性を示す自己資本構成比率等は、理想的標準比率及び年鑑指標と比べ、いずれも良好な数値を示しております。
     また、企業の財務活動を示す資金運用表を見ますと、前年度に引き続き正味運転資本が増加しており、資本的収支の不足額の全額を損益勘定留保資金等でまかなっていると見ることができます。  以上が平成9年度水道事業決算審査の概要でありますが、業務実績においては、給水人口及び給水戸数が順調に伸び、それに伴い総配水量及び有収水量も増加しております。  しかしながら、経営成績については、収益の基幹となる営業収益が増加したものの、それ以上に受水費がかさんだことにより、営業利益、経常利益及び当年度純利益が減益になっております。  また、財政状態については、前年度に引き続き正味運転資本の増加がみられ、おおむね良好でありますが、流動比率をはじめ、自己資本構成比率が減少に転じたことは、健全性の維持に更なる努力が必要になるものと思われます。  今後の事業経営は、市民の節水意識の定着により給水収益の大幅な伸びが期待しがたく、また、県水受水費の増加、減価償却費、人件費等諸経費及び企業債の償還の増加が見込まれるなど益々厳しい経営環境が続くものと懸念されます。  平成10年度から将来の水需要に対応した安定給水の確保と災害に強い水道施設の整備を目的とした第6次拡張事業が実施され、多大な資金投下が予定されております。  低廉で、安全に、良質な水を長期的、安定的に供給することは当然のことながら、一段と企業性を発揮され、中・長期的視点に立った新たな水需要の開拓を進めるとともに、より一層の合理化と効率的な運営を推進し、公共の福祉の増進に寄与されるよう要望するものであります。  続きまして、病院事業の審査概要について申し上げます。  本年度の業務実績は、入院延患者数6万8,217人、外来延患者数20万 170人で、前年度に比較しますとそれぞれ3,234人、5,084人の減少となっております。  次に、経営成績について見ますと、事業収益41億1,234万円に対し、事業費用は38億9,758万円で、2億1,476万円の純利益の計上となり、前年度の純利益3億2,082万円と比較しますと1億 606万円の減益となっております。  その内訳は、固定資産売却に伴う特別利益として5,685万円を計上したにもかかわらず、医業収支が1億2,416万円の減益、医業外収支が3,846万円減益となったことによるものです。  その内容を細かく見ますと、医業収支は、医業収益39億3,918万円に対し、医業費用が37億9,387万円であり、1億4,530万円となっております。  特に医業収益が、前年度比1億3,244万円の大幅な減収となっておりますが、これは患者数が減少したことにより入院収益が1億1,236万円、外来収益が1,745万円ともに減少したことによるものです。  医業費用については、827万円の減少となっておりますが、これは、職員増による給与費が1億 702万円、器具及び備品購入に伴う減価償却費 978万円等の経費が増加しましたが、一方、患者数の減少に伴う材料費1億1,742万円等が減少したことによるものです。  また、医業外収支について見ますと、医業外収益1億1,621万円に対し、医業外費用は1億 217万円であり、1,404万円となっております。  これは、医業外収益の、その他医業外収益が 157万円減少したものの、他会計補助金が 412万円増加したことによるものです。  医業外費用については、企業債利息が 102万円、職員宿舎費が 135万円減少したものの、雑損失が4,550万円増加したことにより、4,308万円の増加となっており、医業外利益は、医業外収益が減収となり、医業外費用が増加したため、3,846万円の減益となっております。  よって、経常利益は、医業利益及び医業外利益が減益となったため、前年度より1億6,262万円の減益で、率にしますと50.5%減の1億5,934万円となっております。  なお、このような現象は、平成8年度決算時にも見られ、本業である医業収益が連続して1億円を超す減収となったことは憂慮すべき事態であると考えられます。  市民ニーズに応える医療体制の充実は如何にあるべきか等を含め、病院経営の健全化の推進について、抜本的対策を講じられることが肝要かと思います。  次に、施設の利用状況を前年度と比較して見ますと、入院の1日平均患者数は 8.9人減少し、患者1人1日当たりの収入は 171円減少しております。また、病床利用率も 4.3%減少しており、その結果、入院収益は1億1,236万円の大幅な減少となっております。  一方、外来では、患者1人1日当たり収入は 117円増加したものの、1日平均患者数は16.2人減少し、外来収益も1,745万円の減少となっております。  次に、財政状態について見ますと、財務の短期流動性を示す流動比率及び財務の長期健全性を示す自己資本構成比率等は、年鑑指標と比較しますとおおむね良好な数値を示してはおりますが、各指数は、ともに前年度より低下し、特に、流動比率は著しく低下しており、短期支払能力が弱まりつつあると言えます。  なお、企業の財務活動を示す資金運用表を見ますと、前年度に引き続き正味運転資本が増加しており、資本的収支の不足額の全額を損益勘定留保資金等でまかなっていると見ることができます。  以上が平成9年度病院事業決算審査の概要でありますが、経営状況は、経営成績が悪化し、財政状態も悪化の傾向にあると言えます。  経営成績の落ち込みは、患者数の減少ばかりでなく、施設環境の整備、受付・会計事務等の迅速な処理、患者に対する適切な診療対応等、ソフト面のサービス向上に対する取り組み不足も要因の一部と推察されます。  なお、本年度は、最新鋭の高エネルギー放射線治療装置の設置及び高度情報機器の導入等、医療需要の多様化、高度化に応えるための努力がなされ、一定の成果をあげてはきておりますが、市民の医療需要はますます拡大していく傾向にあります。  今後、医療機器の導入や老朽化に伴う施設設備の改善など、新たな費用の増大が懸念されますので、医療体制の充実等について基本的な考え方が求められてくるものと思われます。  医療保険制度の改正により患者負担が増大傾向にありますが、よりよい健全な経営基盤を保持し、地域医療の中核病院としての責務が如何にしたら果たせるか、診療サービスの更なる充実を図られますよう、期待するとともに、要望するものであります。  以上をもちまして、平成9年度水道事業及び病院事業の決算審査の意見とさせていただきます。 ○中山康 議長  以上で監査報告を終了いたします。    --------------------------- △休憩の宣告 ○中山康 議長  暫時休憩いたします。 午前11時21分休憩 午前11時21分開議 △開議の宣告 ○中山康 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。    ---------------------------監査報告に対する質疑 ○中山康 議長  監査報告に対する質疑でありますが、発言通告はありません。  よって、監査報告に対する質疑を終了いたします。 ○中山康 議長  以上で、本日の日程は終了いたしました。    ---------------------------次会日程報告中山康 議長  明9月4日は議案調査日、5日、6日は休会とし、9月7日は午前10時から本会議を開き、市政に対する一般質問を行います。    ------------------------------ △散会の宣告 ○中山康 議長  本日はこれにて散会いたします。 午前11時22分散会...